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更新日記と小説(18禁)とたまに嘆き. 嫌いな方・興味のない方・間違っちゃった方はバックバック

2026

0214
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2008

0330
全くカンケーないのでスルーして下さって結構です。
というよりもスルーを推奨します。

ガンダム話ですから…(ヲイ
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2008

0330
誤字脱字ご連絡ありがとうございます。

愛のリンク切れ。
ネット復活後に直します。
構成変更時に気をつけていたんですけどすみません。
ご報告ありがとうございました。

檻の看護師の字も途中から気づき注意はしてましたが修正してませんでした。
全くもってご指摘の通りですね
BLになってしまいますよね…。
おはずかしい限りです。
見にくいとご指摘頂いたところと合わせて修正しますね。

2008

0330
お久しぶりです。
横浜観光してきました。
中華街でまっずい豚まんにあたり食傷気味です。

秋葉原でオタ芸というやつですか?それっぽいのを初めて生でみました。
とりあえずびっくりしました。

それはさておき携帯用サイト作って見ました。
まだ仕組みがよくわかってないので試行錯誤中です。
とりあえず恋愛講座のみ移植した後すっかり停滞気味の続きを更新して行こうと思っております。
こっそり愛の移植も考えていますが他の話は今のトコロ未定です。
もしご希望ありましたらこっそりどーぞ。がんばっちゃいます。

携帯サイトはこちらから

2008

0330

「もう、一体何よ」
「だって話は、聞いてあげないとね」

むすっと眉を顰めた深岬に対して、したり顔で笑うのは雪子だった。

練習後の更衣室で着替えていたところを雪子にジャマされた上に、見事に痛いところを突っつかれた上に、自分から怪しい態度をしてみせれば相手も当然気づくといもの。
薮蛇と気づいた時にはもう時はすでに遅し…。

帰ろうとする深岬をずるずる引っ張って大学近くの居酒屋に2人で入り込む。
というのは、少し語弊があるかもしれない。
1人は明らかに浮かない顔なのだから――。

言うまでもなく深岬である。

「まぁまぁ、リョウちゃんのことで悩んでたときに助けてくれたしね…今度は、私が深岬の話を聞いてあげよう」

と偉そうに腰に手をあてて言う友人の顔をひどく疑わしげに深岬は見返した。
深岬のそんな視線に気づいたのか、彼女は「何よ?」と深岬に対して少し眦を吊り上げてみせる。

「あんたのは、楽しんでるだけでしょ」
「あ?わかるぅ~?」

分かるも何もバレバレだっつーの。

心の中で深岬は毒づく。
雪子の顔には、でかでかと書かれていた「楽しんでます」と。

「まずは、飲むか」

と言っていつもの如く、焼酎を頼むあたりが雪子というところか…。
部活できているわけでもないのに、酒に対する姿勢は変わらない。
ただ、単に飲む口実が欲しかったのかもしれない。
以前まで、頻繁に小島・坂上の3人で飲み会をしていた雪子だったあ、小島に慶子という雪子もよく知る人物である彼女が彼の恋人になってからというものの3人の関係は疎遠だ。
気まずさのようなものもあるのかもしれない。
店員を呼びつけて注文する雪子を盗み見ながら、ふぅと溜息を一つ零した深岬だった。



「それで?」

やっぱり聞くのか…と深岬が内心舌打ちしたのは、雪子には秘密。
深岬が白状するまでずっと付きまとってきそうな雪子の態度に、少しばかり辟易した。
まぁ、いずれはバレてしまうことかもしれない…と己を納得させて、深岬はコップに入った酒を一気に喉の奥に流し込んだ。
その深岬の様子に虚を突かれたように驚き、目を見張るのは深岬から何かを聞き出す気まんまんだった雪子だった。

「どしたの?」
「別に…それで、あんたが聞きたいのは?」
「もう言わなくても分かってるでしょ?」
「はいはい」
「それで?」
「あんたさっきからそればっか」
「もういいからさっさと教えてよ。彼氏ができたわけじゃないでしょ」

と確認するように聞いてくる雪子にはこっくりと首を縦に一回振って頷いてみせる。

出来ていたら、今頃自分は、どれだけ気分が浮かれていたことか…。

「坂上が絶対男出来たって騒いでたからてっきりそうだと思ってたのに…」
「近からず遠からず」
「へ?」

深岬の言葉に雪子が顔をがばりと上げた。そして、深岬の顔をまじまじと見つめる。

「彼氏じゃないけど?」
「といいますと…?」
「片思いだけど…」

目を合わして話すのは、何となく気恥ずかしかったので顔を逸らして言う深岬だったが、相手がテーブルに乗り出すようにして自分を見ていることに気づいた。

「誰?部内?それとも全く別のところ?」
「そこまで聞く?」
「聞く」

断言されてしまい、苦笑を浮べるしかない。

「雪子も知ってる」
「え…?じゃあ、部活?」

驚いたような顔をしつつも深岬は尋ねられて正直に頷いた。

「誰か聞いていい?」
「何それ?聞く気まんまんだったじゃない」

今更遠慮がちに聞いてくる雪子に今更何をそんなに遠慮するのかと鼻で笑ってみせる。

「そりゃ、ま、そうなんだけど…」
「知ってるも何も、坂上さんだもん」

坂上の名前を口にするのに躊躇いはなかった。
ただ、ひどく驚いた顔をしている雪子が印象的だった。
そして、すぐに顔つきが険しくなったのを目にして、身構えた。

「…雪子?」
「坂上、彼女いるじゃん」

さっきまでの明るい声が嘘のようにトーンダウンする。

「知ってる。会ったもん」
「それなのに?」
「うん。ま、あの2人に限って別れるようなことはなさそうだけど…ラブラブだったし」

と言うと雪子がますます険しい顔つきになっていく。
どうしたのかと深岬の方が心配になる。

「どうかした?」
「アイツだけは、止めといた方がいいよ」
「…どういう意味?」
「アイツ浮気性だし、今の彼女に隠れて目一杯遊んでる。それに…アイツには絶対告らないほうがいいよ…」

浮気性だという単語は、前に望が言っているのを聞いた。
雪子もそう言っているということは、本当にそうなのかもしれない。

「は?」
「都合のいい女扱いされるよ」

雪子は、坂上の何を知っているのか…。
深岬は、雪子の忠告ともとれる言葉を聞きながらそう思った。
険しい顔つきで語る雪子を見つめることしかできなかった。その間にも、雪子はただ深岬に考え直させるような言葉をずっと言い続けていた。

「ね?坂上だけはやめといた方がいいって。遊ばれてぽいっだから…」
「で、でも…」

もう遅かった。
引き返すことはできないと深岬は思った。
どっぷりもう嵌まってしまっているのだ。
数ヶ月前に他人に指摘されて気づいた時には、もうすでに手遅れだったのかもしれない。

深岬が、坂上のことが好きだと告げてからというものの深岬と雪子の間には妙な空気が流れていた。
深岬が傷つくことを考えて諦めさせたい雪子ととうに踏ん切りがつかなくなっている深岬。
2人の言葉は、平行線を辿ってしまい…。

どちらからともなく帰ろうと言い出し、席を立つ。
外に出て並んで歩く。
とうに終電は出ていて、深岬は自宅へ帰る手段はなく…、雪子の家に泊まる予定になっているのだが、帰りの道で深岬の頭を駆け巡っていたのは、雪子に言われた言葉だった。

雪子の言うとおり、諦めるべきなのかもしれないと妙な不安を覚える。

ちらりと横目で雪子を確認すると彼女は、唇を引き結んで前を真っ直ぐみて歩く。
深岬の視線にも気づく気配はなかった。
深岬は雪子と同じように視線を前に向けると小さく声を発した。

「あ…」
「どうしたの?」

即座に雪子が深岬の声に反応した。
深岬が思わず声を出したのは、自分の向こう側から歩いてくる人物に見覚えがあったから…。
友人達だろうか。クラスでは見かけない顔数人の中央にいて歩いてくるのは、涼子が新しくターゲットとしている津田 旭だった。
向こうも深岬の顔に気づいたようで…。

深岬の顔を見て、目をわずかに見開いた後、いつかのすれ違ったときのように見蕩れるような笑顔を振りまく。

「知り合い?」

横から聞こえてくる雪子の問いには、うなずくだけで返事をした。
その間にもどんどんと近づいてくる。
というよりも、集団の中から抜け出してくる。
それに困ったのは、深岬。
言葉も碌に交わしたことがないというのに…。
慌てて近づいてくる津田から逃げようと視線を泳がすがその行動に意味はなかった…。

「じゃ、ここで」

と何故か後方の集団に手を振っている。

「んだよ。女かよ」
「お前、後で覚えてろよ」
「おつかれ~」

ついさっきまで、津田と一緒にいたであろう集団の男達はぞろぞろと姿を消した。
困ったのは、深岬で…。
さらに、その直後、深岬は途方にくれることになる。

「た、すかったぁ」

という声を聞いたと思ったら、急に身体に重みがかかる。
驚いているヒマもなかった。
津田の長身の身体が自分に覆いかぶさってきたのだから…。

「ぎゃあ!何っ!?」

みっともない声をあげて見た目は細身に見えるとは言え、重い身体を自分の身体ひとつで支える。
そんな深岬の耳に静かな寝息が聞こえてくるから吃驚だ。

「何で寝てるのさ!!さっきまで歩いてたじゃないっ!」
「大丈夫?」
「見てわかるでしょ!?大丈夫じゃないってば!」

心配そうな顔で覗き込んできた雪子にヒステリックに叫ぶ。
突然、ふってわいたような人という荷物に、深岬は困惑するしかなかった。

雪子に言われた坂上のことなど綺麗さっぱり抜け落ちていた。
正確に言うならば、そんなことより兎に角目の前の自分に覆いかぶさって寝た男をどうにかするほうが先だった。

2008

0329
9月が終わり、10月に入ると夏の暑さが嘘のように過ごしやすくなっている。
2ヶ月弱の夏休みも終わり、後期の授業が始まり、退屈な授業の時間を過ごす。
眠い目を擦りながら、授業を受けるのだが、どうにも眠くなって仕方ない。
夏休みボケとあまり良かったとは言えないものの前期の単位を無事取得できたことも手伝ってすっかり 気が抜けている深岬だった。
授業を受けていても身に入らない。
それは、横にいる涼子も同じようで…。

「だるい…」
「同じく」

小声で話す声は、恐らく周囲の学生に聞こえているに違いない。
やる気がないなら寝るかとばかりに、深岬がだらりと身を机に突っ伏す。
ふと隣の席に座る涼子の指に嵌まっていたはずの指輪がないことに気づく。
じっと自分の指を見つめてくる深岬の視線に気づいたのか涼子は、「どうかした?」と深岬に尋ねる。

「指輪は?」
「ああ。別れたから」

と躊躇う様子もなくけろっとした顔で答える涼子。
彼女の様子は、実にあっけらかんとしていて全く堪えているようには見えない。
所詮、そういうものだろうか…と深岬は身構える。
信じられないようなものを見るような目で涼子を見返す。

「何で?」
「飽きちゃったから」

絶句。

ふらりと眩暈がしてくる。
思わず相手に同情の念すら抱いてしまう自分は間違っているんだろうか。

「だって…もっといい人見つけちゃったんだもん」

と綺麗にグロスの塗られた口を薄く開いてくすくすと笑う。
女は、怖いとは良く言ったもの。
深岬は、目の前の涼子が恐ろしくなった。
同じ性別の人種だが、ここまで自分と違うとは…。
自分には、到底真似できない。
というよりも、その相手すらいないのだから真似のしようもない……。

とんとんと軽く机を指で叩いて、涼子はある方向を指差す。
ん?と思いながら深岬は、涼子の指先が向いている方向を視線で追いかける。
そこには、深岬がしようとしたように堂々と机の上に身体を預けて気持ちよさそうに寝ている男子生徒がいる。
名前は、もとから覚える気のなかった深岬には、わからない。
但し、顔は見覚えがあった。
初夏の頃、道ですれ違った深岬に笑いかけてきた男だった。
互いに口も利いたことないのに……。

ただ、深岬は涼子の指が示すものが何なのかわからなくて―。
あれがどうしたのだろうとばかりに怪訝な顔つきで涼子を見返すと…。

「良くない?良くない?」
「は?え?ってか誰よ」
「え?知らないの?」

嬉しそうに話す涼子に、深岬は首を傾げる。
深岬の問いに目を見開いて驚いたような表所うをする涼子。
知らないのと聞かれても知らないものは、知らない。
少しむっとしたような表情で答える。

「知らない…」
「津田 旭クン」
「へー、それで」
「もう。深岬ちゃんってば面白くなぁい」

テンションの高い涼子に対して、ローテンションの深岬。
そんな深岬の様子にむぅと頬を膨らませて言う涼子の姿は、傍から見たら可愛いと映るかもしれない。
実際のところは、かなり強かな女ではあるが…。

綺麗に手入れのされた指の爪には、これまた綺麗に塗られたマニキュア。
ノーメイクでも充分可愛い顔には、きちんとしたメイクが施され、常にすっぴんでいる深岬とは全く違う。

津田の方を見ては、はしゃいでいる涼子を見て自分とは何かが違うと感じるのと同時に、羨ましく感じる深岬だった。
何故か深岬は、涼子を見ていて先日会った坂上の彼女の姿を思い出した。
自分でも分からなかった。
でも、まじまじと涼子の顔を見て、もしかしたら似ているかもしれないとも思った深岬だった。
深岬の方を振り返って涼子は小首を傾げて見せた。

「どうかした?」
「ん。別に」
「そう?」

自分は、どうしたら近づけるのか。
真似したところで決して彼女たちのように慣れるわけでもないのに…。
そんなこと分かっているのに、ついつい考えてしまう深岬。
少しでも気に入って貰いたい。
よく見られたい。
気にかけて欲しい。

欲は尽きない…。

そうか…。
そういうことか…。

と深岬は思った。

「ねぇ」
「なぁに?」
「お化粧教えて?」
「…どうしたの?急に」

少しでも近づけるなら…。
待っていたって相手は、寄ってこない。
近づいていかなきゃ…。
自分から、変わらなきゃ。

そうだ。そうなのだ。

突然の深岬の申し出に、涼子は首を傾げていたが、深岬は妙にすっきりとした顔を浮べていた。





待っているだけじゃ何も始まらない。
自分で行動しなきゃ物事は、進まない。
それが、彼女持ちなら尚更のこと。

別に彼女から奪いたいという気持ちはない。

嘘。どこかでそれを望んでる。

でなければ、どこかで気持ちにブレーキが掛かっていいはずだから……。
今のところそんな兆候は現れない。
だからこそ。前進あるのみ。



「何か感じ変わらなかった?」

開口一番にそう聞いてくれる坂上に相好を崩す。
それは、しばらくしてからのことだった。

「そうですか?」

なんて軽く笑いながら…。
気づいてくれたことが嬉しい。

「変わった。変わった。リョウちゃーん、なんか変わったよなぁ深岬」

と近くに居た小島を捕まえて深岬を指差した。

「坂上。人を指しちゃいけません」

寝ぼけているのか、とろんとした眠そうな目で坂上の深岬を指差す人差し指を掴むとぐいっと強い力で変な方向に曲げようとする。
急に走った痛みに坂上が声を張り上げる。

「リョウちゃん!いてぇいてぇ!!」
「あ?ゴメン」

と抑揚のない声で言うものだから全くと言っていいほど誠意を感じることはない。
涙目になりながら、坂上は漸く離して貰えた指にふぅと息を吹きかけながら摩る。
2人のやり取りに、口を挟むこともできないままははっと乾いた笑いを零す深岬。

「深岬ちゃん。カワイクなった」

じぃっと深岬を見つめた後、小島が口にする。
それが、お世辞だと分かってはいても小島ほど整った男に言われれば女として照れるというもの。
びっくりしつつも、顔を紅潮させた。
反応も鈍るというもの。

「んだよ。男でもできたかー?」

などとガキ大将のように歯を見せて笑いながら坂上も深岬の頭をぽんぽん叩いてくる。

お前の所為だよ。

とは、流石に深岬は声にすることはできなかった。

「違いますって」

軽く笑いながら誤魔化してみる。
その後もしばらく、誰だ誰だと詮索してくる坂上を交わしながら、坂上と笑いあえる時間に充実感を感じていた。




練習後、着替えを終えて帰る準備をしていると背中に重みを感じる。

「みぃ~さぁ~きぃ」

でれんと深岬の背中に体重をかけ、わざと一字一字伸ばして名前を呼ぶのは、他でもない雪子だった。
小島に彼女が出来たと知ったときの塞ぎこんでいた様子からは、すっかり復調していた。

「あのねぇ」

ぴくぴくと眉を動かす。

「なぁにぃ?」
「ジャマ!重たい!退けっ!」
「イジワル!!」

後ろを振り返って自分に圧し掛かってくる雪子を押し返す。

「一体、何さ?用があるなら早く言う!」
「じゃ、彼氏できた?」
「は?」

と素っ頓狂な声を上げた深岬に、雪子は「あ、違うんだ」と深岬の表情から答えを読み取った。

「坂上のヤツが言いふらしてたから~、深岬が最近かわいくなったのは男ができたからだって」
「別に変わってないし、男も出来てないし、ただ、ちょこっと化粧してるだけだし」
「えーでも、どういう心境の変化?」

その問いには、ぐっと言葉を飲み込む。
瞬間、雪子の瞳が輝いたように見えたのは、決して気のせいではない…。
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